みなさん、仕事が終わったら何をしますか？

まっすぐ家に帰って家族と過ごす。スポーツ観戦をする。友達とご飯を食べにいく。好きなアーティストのライブに駆けつける。資格取得の勉強をする。ジムでひと汗流すなどなど。さまざまなアフターファイブの楽しみ方がありますが、会社の同僚と過ごす、という方も少なからずいらっしゃると思います。

ここクックマートでも、仕事が終わってから同僚と集まる人たちがいます。野球、フットサル、ゴルフにテニス……そして、料理好き＆食いしん坊さんが全店から集まるのが「料理部」。毎月、クックマートで買える食材を使ってとびきりの料理を楽しんでいる、という噂を聞きつけ、現場に乗り込んでみました。

クックマート飯村店からほど近い場所にある、とある市の施設の一角でその集まりは催されています。中に入ってみると、さっそく看板にクックマート「料理部」の文字が。

こっそりとドアを開けて中を覗いてみると……なんだかすごく楽しそう。

料理部員は全員クックマートで働く社員たち。本部のスタッフ、鮮魚部門に精肉部門、ベーカリー部門に新入社員。子ども連れだって大歓迎。顔見知りもいれば、初対面の人もいます。そんな人たちが月に一度、このように集まってワイワイと料理を楽しむ。有志による有料制なのに、毎回大盛況。参加者は仕事を早めに終えて、お腹を空かせて訪れるとか。

この料理部が発足したのは2018年の2月。発起人はこの人です。

普段は、本部で商品登録やシステム系を担当している花井さん。彼は料理が好きで、お昼のお弁当も自分で作ります。そしてそのお弁当こそが、料理部誕生のきっかけでした。

花井さん
「ある日、会社にお弁当を作って持っていったら同僚に驚かれたんですよ。料理する人なんだ！って。どうやら意外だったみたいで（笑）お弁当の話で盛り上がるうちに、じゃあみんなで料理やりましょうよ、と生まれたのがこの料理部です。最初は同好会で、ただ料理を作っていたんですけど、回を重ねるごとにどんどん人が集まって、今年から会社公認の部活動になりました」

毎回15人程度が参加するクックマート料理部。これまでに下ごしらえからこだわったバターチキンカレー、皮から作るもっちり餃子、栗拾いからはじめる栗ご飯などなど、ちょっとひと手間かけた料理に挑戦してきました。どれも最高に美味しかったそうですが、徐々に部の目的は変わっていったと花井さんは言います。

花井さん
「料理を作るのは楽しいし、食べることも大好きです。でも、人が集まるようになってきて、初対面の人同士が盛り上がっているのをみて、この場そのものが主体になるべきだって思うようになりました。正直、美味しいものを食べるだけならお店にいけばいいじゃないですか。だから、ここでは料理を作らない人がいてもいいんです。お皿洗いだけ手伝ってもらったり。食べるだけでもOK。みんなで集まって、思い思いに楽しむ。それだけで十分ですよね」

そう笑う花井さん。確かに、みんなリラックスした表情です。……と、そんなお話を聞いているうちに、今回の料理が出来上がったようです。今回のテーマは「クックマートの秘伝のチャーシュー」を使ったメニュー。

そのまま食べても美味しい秘伝のチャーシューを贅沢に使って、チャーハン、和え物、スープ、角煮まん、丸ごとチャーシューグリル、汁なし坦々麺、チャーシュー春巻き、りんごの春巻きをこしらえました。もちろん、材料はすべてクックマートの商品です。

ちょっと早めのクリスマスセッティング。うーん、贅沢。さて、そのお味は・・・・

もちろんサイコーです！！

この料理部の催しは、会社公認の活動として補助が出ているので、部員は一人ワンコイン程度で美味しい食事と楽しい時間を過ごせるのだとか。うらやましいぞ。ちなみにクックマートでは料理部以外にも、野球部、フットサル部、ゴルフ同好会、トレッキング同好会、女子部などなど・・・社員が自主的に活動している部活動がいくつもあるそうです。次回はどんな活動を覗きにいこうかな。

Photo：Shunsaku Hirai