■概要
　この度、株式会社デライト（以下、「デライト」といいます。）は、更なる成長発展を目指し、社名変更及びグループの再編を行うとともに、ファンド運営会社である株式会社マーキュリアインベストメント（以下、「マーキュリア」といいます。）との戦略的資本業務提携を行うことを発表いたします。

■背景
　デライトは1995年（平成7年）にクックマート1号店を出店して以来、既存のチェーンストアの常識にとらわれず、独自の組織文化づくりをベースとしたリアル店舗の磨き上げで成長を続けてきました。2020年に創立25周年を迎え、パンデミック、人口減少、気候変動、テクノロジーの急速な発展など、世界が歴史的な転換期にある現在、更なる成長発展のためには、今までの常識とは異なる、ローカル×スーパーマーケットの枠組みを超えたブレイクスルーが必要であると感じるようになりました。
その実現のパートナーとして「クロスボーダー」をテーマに、国の壁・心の壁・世代の壁を越えて企業の成長を加速させることを使命としているマーキュリアインベストメントと提携し、会社の更なる磨き上げと応用展開を目指すことにいたしました。
今回の提携は、デライトとマーキュリアという持ち味の違う2社の協業により、地元密着型の食品スーパーであるクックマートの更なる磨き上げを行うと同時に、新たな時代の問題解決となり得る事業モデルの構築に向けて、様々な取り組みを開始していくという試みであります。

■今後の展開
　株式会社デライトは近日中にクックマート株式会社に社名変更し、持株会社であるデライトホールディングス株式会社の下にクックマート株式会社という体制を取ります。
デライトホールディングス株式会社及びクックマート株式会社の代表取締役は引き続き現代表である白井健太郎が務めてまいります。
加えて、マーキュリアより社外取締役を迎え入れ、経営基盤をより強化してまいります。
新しいパートナーを迎えることで、デライトの強み・ユニークさを更に強化し、唯一無二のローカルチェーンストアを作っていきたいと考えています。
取引先の皆様には、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

＜株式会社デライトの紹介＞
　デライトは東三河～浜松エリアで食品スーパーマーケット「クックマート」を展開している会社です。店舗数12店舗ながらこの四半世紀で年商300億（コンセ売上含む）を超える地域最大のローカルスーパーとなりました。「リアル×ローカル×ヒューマン＝地域の活気が集まる場所」をミッションに掲げ、大手企業にもIT企業にもできない独自のリアル店舗・組織文化づくりを強みとしています。

・本社所在地：愛知県豊橋市東田町151-1
・代表者：代表取締役社長　白井健太郎
・Website ： https://www.cookmart.co.jp/

＜株式会社マーキュリアインベストメントの紹介＞
　日本政策投資銀行を源流とするファンド運営会社で、プライベートエクイティ（非公開企業）投資をはじめ、不動産や航空機など様々なオルタナティブ領域への投資を行っています。クロスボーダーをテーマに、国の壁・心の壁・世代の壁を越えて企業の成長を加速させることを使命としており、既成概念を破って成長する企業、既成要素の新たな組み合わせにより障壁を突破して成長する企業等の成長を支援しています。

・本社所在地：東京都千代田区内幸町一丁目3番3号
・代表者：代表取締役　豊島　俊弘
・Website ： https://www.mercuria.jp/